C.E.70:
ザフト開発局が高機動ウイングブースター”ドラッヘン・フルーク”を開発する。
(※解説は、ワイバーンガンダム参照)

”ドラッヘン・フルーク”開発グループ結成。テストパイロットを集め、その運用試験を開始する。



C.E.70:
制御の難しさから、ザフト開発局は開発の継続を断念。
プラント最高評議会直下・特殊諜報機関”ガード・オブ・セレネ”(通称”GOS”)が、ザフトから引き継ぐ形となる。



C.E.70:
ジンに搭載した”ドラッヘン・フルーク”の本格的運用試験の実施が始まる
(※オペラさんのSS -虎の子の竜- 参照)



C.E.71:ZGMF-Xシリーズ試作時:
”GOS”は、ザフトが奪取した連合のG技術を応用した最新鋭機”ZGMF-Xシリーズ”の一機として、”ドラッヘン・フルーク”の正式試作機 ZGMF-X05G ワイバーンを開発。
(語尾の『G』はGOSの関わっている証。実験機なので核エンジンは非搭載だった。)

”GOS”諜報員であるカイ・シャオルンがこれを受領する。



C.E.71:終戦時(第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦 決着以後)
”ドラッヘン・フルーク”の汎用性改変が困難であった事、そして扱える者が今だほとんど存在しなかった事、終戦による軍備縮小の波等の多岐にわたる要因により、”ドラッヘン・フルーク”は開発中止。
ワイバーンを残して全ての試作”ドラッヘン・フルーク”は解体され、お蔵入りとなる



参考:≪プラントにおける高機動ブースターのその後≫
その後、ザフトで”アストゥラーレ・コーダ”(後の”光の翼”にデータ貢献)の開発計画が持ち上がり、ザフトはGOSに高機動ブースターの失敗作である”ドラッヘン・フルーク”のデータの提出、当時の技術者の協力を要請する事となる。
(※”アストゥラーレ・コーダ”のストーリーは、wataさんのSS -流れ星- で)



C.E.73:ミネルバの調査隊 ロドニアのラボラトリー到着前
カイは極秘任務でロドニアにあるラボラトリーへと赴く。そこで待っていた者とは・・・・
(※水の羊さんの漫画 -邂逅- 参照)



先の戦闘により、カイのワイバーンが中破。
”ドラッヘン・フルーク”もリストアした方が早い状態になる。

カイの嘆願もあり、”ドラッヘン・フルーク”と共にワイバーンにセカンドシリーズの技術を用いた大幅改造が施される。
こうして、ZGMF-X05GS ルドラワイバーンが完成する。



C.E.73:デストロイベルリン襲撃の少し前
カイは軍需産業複合体”ロゴス”の調査任務に当たる
(※水の羊さんの漫画 -闇を駆ける者- 参照)



C.E.73:デストロイ、ベルリンへ輸送中と同時期
地球勤務となっていたザフト軍のリック・ランス・フォルテスとの共同任務に、”GOS”はギュスタフを派遣する。
(※リックさんのSS -翼のない龍は何を思う- 参照)


C.E.73:オペレーション”ラグナロク”直前
”GOS”に『突如寄せられた情報』により、ガイルはカイをルドラワイバーンと共に地球へと派遣する。
(※リックさんのSS -翼を得た龍は何を望む- 参照)



C.E.73:オペレーション”ラグナロク”後
モンゴルに潜伏中のテロリスト集団の調査任務中であった”GOS”の先遣隊の全滅を受け、カイはルドラワイバーンと共に東アジア共和国へ。
(※ブラオバウムの漫画 -小龍の瞳- 参照)





[補足]

ブラオバウムです。

上記は、水の羊さん、オペラさん、リックさん、ブラオバウムの三人で偶然にも三者コラボ作品を作る事になり、その際に話し合って決めたカイとワイバーンの大まかな経緯です。
さらに、リックさんのコラボが加わっております^^

時期的にwataさんの-流れ星-が公開されている時期でしたので、それも考慮に入れさせていただきながら簡単な年表にさせていただきました^^
(wataさんにも快くご了承いただいております^^)

”ドラッヘン・フルーク”から”アストゥラーレ・コーダ”へ。そして、”光の翼”へと生かされてゆくというAASの技術経緯。

そして、”GOS”諜報員であるカイ・シャオルンの歩みですね^^

これを踏まえて各作品を読むと、AASの世界の繋がりを感じてもらえるかと思います。