搭乗者: カイ・シャオルン  
形式番号: ZGMF-X05GS
全高: 18.70m
重量: 55.91t

武装: ・双刃型ビームランス”ヴィーヴィル”×1
・高収束プラズマ砲”アジ・ダハーカ”×2(背部)
・肩部誘導ミサイル×2
・”ラドン”ビームブーメラン×6(両肩)
・小型複合攻盾”ティアマト”×2
 ├2連高周波斬機爪”スレイヤークロー”
 └ビームシールド発生装置”ソリドゥス・フルゴール”

・脚部ビームクロウ×4
・高機動ウイングブースター”ドラッヘン・フルーク”
・VPS装甲
・デュートリオンビーム送電システム対応型バッテリーエンジン

機体説明: ロゴスの調査をしていた際に故障したワイバーンを強化改造した機体。

セカンドシリーズの技術により、武装面ではその新技術がふんだんに付加され、攻防共に大幅にパワーアップしている。
また、高加速時の冷却システムの大幅な向上が図られた為に強襲形態は排除されており、その分機体重量が軽減された。

”ドラッヘン・フルーク”も改良が加えられ、若干ではあるが扱いやすくなり、且つ、最高速度が向上しているらしい。(結局はカイ以外扱えないので、カイの証言による。)

ワイバーンの大幅改修にあたり、”光の翼”にヴァージョンアップする事も提案されたが、カイ自身が希望してこの暴れ馬たる高機動ブースターを再び搭載する事を選んだようだ。



≪高機動ウイングブースター”ドラッヘン・フルーク”≫

”ドラッヘン・フルーク”はジンハイマニューバ等に搭載された従来の高機動バーニアの加速性能・最高速度を急激に上昇させた、謂わば、超加速高機動バーニアである。

しかし、そのあまりの加速力とスピードにより機体制御そのものが非常に困難であり、パイロットにかかる負担も並ではなかった。

そのため、テストパイロットのほとんどが機体に付いてゆく事は出来ず、運用実験中に不慮の事故を遂げると言う曰くつきの一品であった。(※-虎の子の竜-参照)

その上、過度な機体加熱を引き起こす為、高性能な冷却システムやオーバーヒート緩和の変形機構等の搭載が必要不可欠でもあったようだ。


C.E.73現在では最新技術の結晶である”光の翼”や、その原型でもある”光の尾・アストゥラーレコーダ”と比較すれば、安定した性能・運用性や高機動状態の持続性は持ち合わせていないという『気難しい暴れ馬』である。

このように、”ドラッヘン・フルーク”は既に”旧技術”ではあるのだが、加速性能だけを見れば他の何にも引けをとらない。

また、『加速装置として”瞬間的に”利用する事』で、従来のデュートリオンビーム送電システム対応型のバッテリー式エンジンでも一瞬でエネルギー切れになるという事なく扱えると言うのがメリットでもある。



機体ギミック: ≪高機動ウイングブースター”ドラッヘン・フルーク”≫

これはデスティニーのビームウイングとは異なり、所謂巨大なバーニアである。
これだけ巨大なバーニアから爆発的にエネルギー噴出して加速するというのがこのブースターが大型ウイング形状をしている最大の理由である。




ルドラワイバーンは、近接戦闘のみならず砲撃戦もこなす事が可能となっている。
高収束プラズマ砲”アジ・ダハーカ”は、手持ちのグリップを掴む事で、ビームライフルの如く細かい照準を付ける事が可能。



皆さんが描いてくださったルドラワイバーンのイラストはこちら↓
・ver.オペラさん
・ver.水の羊さん1
・ver.水の羊さん2