搭乗者: カイ・シャオルン  
形式番号: ZGMF-X05G
全高: 18.88m
重量: 63.50t

武装: ・ビームスピア”ライジングファイア”×1
・ショルダー誘導ミサイルランチャー”マグマボール”×2(両肩に1つずつ)
・ビームブーメラン”ドラゴンクロー”×6(両肩に3つずつ)
・足部実体クロー×6 (足部に装備 両足に3つずつ)
・腰背部ハンドグレネード×4 
・小型シールド×2

・高機動ウイングブースター”ドラッヘン・フルーク”
・PS装甲
・強襲形態変形機構

機体説明: 前大戦時、ザフトの最新鋭MSとして生まれたZGMF-Xシリーズの試作機の一つ。

機体背部には”ドラッヘン・フルーク(龍の飛翔)”という高出力のブースターウイングが装備されている。
これは、持続性はないが、瞬間最高速度、加速度は他に並ぶものはいない。

脚部にも小型ブースターが搭載されていて、その速さを高めている。
その動きを最大限に生かすため、シールドも他に比べ、小型化されている。

基本的に戦闘方法は格闘戦闘であり、持ち前の機動力を生かし、一瞬にして、目標に近づき、ビームランスで攻撃し、間合いを取る。
相手はその一瞬の間、何が起こったのか解らずに落とされることが多い。



≪開発経緯等≫

”ドラッヘン・フルーク”は、元々、C.E.70以前、ジンなどの量産型に組み込むはずであったパーツだが、速度調整の難しさから、見送られていた。

クルーゼ隊によるガンダム奪取の成功により、新たな開発技術が導入され、ますますその影を薄め、そのままお蔵入りとなってしまった。そのまま、忘れられていたが、この機体のパイロットが、それを独自改良をし、ジンに搭載して使用していた。

ただし、改良を加えたといっても、問題となっていた速度調整は改善できていないため、この機体はこの機体のパイロットしかまず扱えない。他の者が使用しようとすると、速度調整がままならず、暴走を起こし、そのまま機体ごと大破するのが関の山である。
 
GOSは「ガンダム奪取」のデータを元に機体本体をそれに耐えうるものへとする開発に着手した。
型式番号語尾の”G”はGOS関与という意味を持つ。

「オーバーヒートを防ぐ」これをスローガンとして当時の最新技術PS装甲を使用し、機体強度は格段に上昇、しかし最も負担のかかる頭部はまだ耐えられないままだった。

その為、頭部の冷却を改善する為に持ち上げられた案が「強襲形態」により頭部を変形させ、冷却面積を拡大させる事に成功。
見事、ロールアウトに至った。

ワイバーンはその機体性能により完成に至るまで様々な機体のパーツを使用して改善に行っていた為、C.E71現在ではゲイツの脚部がそのまま転用されている。

しかし、胸部、肩部等独特な形な物もあるのはそれが最もこの機体に合うものであるからだ。



機体ギミック: ≪強襲形態≫




≪強襲形態移行時の頭部アンテナ収納の可動イメージ≫





MSイラスト by オペラさん