搭乗者: シャライ・ミカナギ  
形式番号: GAT-X399/P
全高: 17.2m
重量: 90.41t
武装: ・M2M5 ”トーデスシュレッケン”12.5mm自動近接防御火器×4
・ビームサーベル×2
・長射程高エネルギービーム砲(背部クローク部)
・ビーム突撃砲×4(脚部)
・有線誘導式機動兵装ポッド×2
 ├ビーム突撃砲
 └誘導ミサイル”シュテルネンハオヘン”×12

≪別途追加武装≫
・M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル×2

機体説明: ワイルドダガー同様、ザフトから強奪したセカンドシリーズの一機、カオスの強襲形態変形機構を持った特殊機体。

宇宙では二基の機動兵装ポッドを扱ったオールレンジ攻撃が可能である。
(連合軍製のマイナーチェンジ機である為か、やはり空間認識能力が必要なようだ。)

元々は宇宙用の強襲機体として開発されているが、大気圏内でも高機動性能を生かした空中戦闘が可能である。
カオスに搭載されていた脚部のビームクロウはビーム突撃砲に、”カリドゥス改”復相ビーム砲は長射程高エネルギービーム砲変更されている。


”魁龍”がヘブンズベースの格納庫内にてマリスダガーと共に発見し、そのまま運用に当たる事になる。

ヴェルトールダガーは、当初は空間認識能力を備えたアムル・シュプリーの宇宙用機体として考えられていた。

しかし、ロンファン・リゥのアイデアで、アクタイオン社開発のMS、ヴェルデバスターに搭載されていた『複合バヨネット装備型ビームライフル』を手持ち武装として追加装備させた事で、『精密狙撃可能ポイントへの迅速な移動』・『砲撃に適した間合いの維持』・『対多数砲撃』を誇る高機動空中砲戦MSとしてシャライ・ミカナギが受領する事となる。

シャライは専用のテスト機を受領した時には、アムルやブルースのように機体に愛称を付けようと兼ねてから考えていたようで、意気揚々と”烏天狗”と呼んでいる。
(しかし、周りからは天狗が抜けて”カラス”と呼ばれており、憤慨しているようだ。)


ちなみに、ヴェルトールとはドイツ語で『宇宙』の意。




機体ギミック: ≪強襲形態≫

強襲形態においても両腕が自由な分、より自由な砲撃が可能。



≪素体+複合バヨネット装備型ビームライフル≫

ヴェルデバスターのそれとの違いは腰部固定式ではない事。



≪通常カラー(イメージ図)≫