搭乗者: 連合兵 
形式番号: TS-MA7-02
全長: 18.4m
全高: 8.7m
重量: 25.6t
武装:

・対装甲リニアレールガン(機首部分)
・拡散ビーム砲(機体上面部分)
・中型二連装ロケット×2
ビームウィングブレード”レボリューショナー”

・可動式ブースター(プロペラントタンク)×2
  └チャフグレネード×2
・スケイルモーターユニット×2
  └2連装魚雷


機体説明: 連合が地上におけるMSへのMS以外での対抗策として開発部に対して行った
「Wipe the MS off the Map」の一環で開発された水空両用MA。

遥か上空から二基のブースターを使い、超音速で垂直落下することで奇襲をかける。
空気摩擦で上がった機体温度をそのまま水中に落下して冷やす」という無茶苦茶な戦法[能力で劣るナチュがMSと戦闘した際の生存率および撃破率を上げる為の戦法]を前提として作られた機体。

しかし、機体強度が開発当初予定していた強度に至っておらず、そのまま海面に突入すると、機体がバラバラになってしまうため、さらに、「突入直前にブースターを逆噴射して減速する」という過程が追加された。

また、この作業がこの機体のパイロットに図太い神経と繊細なテクニックを要求するものであった。
音速で落下している時に逆噴射をするためそのGは凄まじい物となり、逆噴射のタイミングも、 「速すぎれば敵に狙い打ち、少しでも遅ければバラバラ」というシビアなものになっているためである。

その為、この機体を操れるパイロットは一握りとなってしまい、前述した「生存率の向上」などの利点も無くなってしまった為、機体自体も僅かに5機の試作機と15機が少数生産されるのみとなった。

しかし、この機体のコンセプトは後の連合製MSレイダーに受け継がれていくこととなる。


この機体の狂ったかのような戦い方を見たパイロット達の間では”音速の棺桶”と
呼ばれていた。
(実際、戦線投入された15機の内6機が自滅している。

尚、水中での潜水能力は高く、パイロットの中には改造を施し、潜水艇として使うものもいたほど。
(中にはには水中装備用にガンバレルを付けた者もいたとか・・・


『ハルシオン』とはカワセミの意。





機体ギミック: ≪ビームウィングブレード”レボリューショナー”≫

垂直落下時のずれ違い様に敵機を切り裂く。



≪拡散ビーム砲 使用イメージ図≫

機首を下方に向けて高速で垂直落下しつつ、敵機とすれ違い様に拡散ビーム砲を放つという特殊な運用法を取る。




考案者: 菊一文字さん
※このMSは、『オリジナルMSコンテスト』の当選機体です