搭乗者: ロイ  
形式番号: ZGMF-X4000
全高: 18.0m
重量: 65.2t

武装: ・ビームサーベル×2
・110mm機関砲×4(両腕に二門ずつ搭載)
・ビームマシンガン”ゲッテルフンケン”
・ビームフィールド発生装置”ハイリッヒトゥム”

機体説明: ミレニアム・シリーズの一環で開発された特機。
曲面の多い、薄紅色の表面装甲が特徴。

肩部や背部の大型スラスターによる、(特に宇宙空間での)機動戦闘に秀でる。
     
他の性能も高水準を誇ったが、採用された特殊兵装の安定性に疑問が残った事、加えて、上層部内での「特機=Gタイプ」の風潮から、ザフトの旗機の座に就く事は無かった。
     
因みに、機体名は

Grand Envoi of Refuse Barrier Equipped Reinforce Armed

(拒絶障壁を装備した強化武装の偉大な使者)の略称と、形式番号の4000を表す”テトラリア”から成る。

宇宙空間でのテストを終え、地上でのテストが予定されていたが、
ガルオン基地への輸送中に消息を絶つ。




機体ギミック: ビームマシンガン”ゲッテル・フンケン”

”神々の火花”の名を冠す、本機の専用火器。
ただでさえ強力なビームの高速連射を可能とし、とてつもない威力を誇る。

多大な威力の代償である、エネルギーの過剰消費や過熱の問題を解決する為、
エネルギーパックや冷却装置を備えた砲身自体を換装する方式が採られている。
予備砲身は腰の両脇に二本ずつ、後方に四本の計八本。



・ビームサーベル

背部に一対搭載の斬撃用兵装。
同世代のMSの物と威力は同等だが、本体からのエネルギー供給は不要。



ビームフィールド発生装置”ハイリッヒトゥム”
     
”聖域”の意を持つ、ガーベラ最大の特徴であるシステム。
全身各所に配されたビームフィールド発生口から攻性・守性一体のビームフィールドを発生、機体表面に定着させる。

全身を包むビームシールドであると同時に、面で形成されたビームサーベルとしても機能、展開時はほぼ無敵を誇る。

しかしエネルギー消費が激しく、装甲自体が猛烈な速さで灼かれる諸刃の剣であり、展開は短時間に限られる為、お世辞にも使い勝手が良いとは言えない。
     
加えて、技術そのものがミラージュコロイドの応用である為、ユニウス条約に抵触するかどうか政治的に際どく、本機の扱いは非常に微妙なものであった。



みなさんが描いて下さったガーベラ・テトラリアのイラストはこちら
・ver.ブラオバウム
・ver.オペラさん