搭乗者: リュウセイ・シルフィード
形式番号: MBF-R07K
全高: 18.65m
重量: 54.85t
武装: ・腕部装備型ソード”蛇羽羅ジャバラ”×2
・背部装備・無線式誘導機動ビームセイバー”虹翔ニジカケ”×7
・特殊偏光装甲”燈幻鏡トウゲンキョウ
・ビームサーベル
・ビームライフル

機体説明: オーブが開発した”プロトアストレイ”ナンバーの発展型である第二期アストレイ”ネオアストレイ”ナンバーの一機。
その開発には、オーブ五大氏族に次ぐ有力氏族であるホウセン家が関わっているらしい。

近接武装に特化した武装、特殊兵装化が施された装甲とフレームをもつ。

この機体全体を覆う特殊偏光装甲”トウゲンキョウ”は、アカツキの鏡面処理装甲”ヤタノカガミ”の特殊装甲生成技術を応用したもので、光学兵器の完全なる反射はできないものの、強力なビーム拡散によってその威力を大きく減少させる事が可能である。
機体表面に繊細なナノ単位結晶面加工を施しているため、実弾による攻撃には通常の発砲金属並みの防御力しか持ち合わせていないが、対光学兵器装甲としては無類の性能を誇るといえる。

レインボーフレームにはレーダージャミングが搭載されているため、敵機レーダーに捕捉されにくい。
また、装甲面の結晶面処理の影響から、機体そのものが光学映像では映ったり消えたり透けて見えたり、はたまた色が変わって見えたりと、非常に特殊な見え方をするため、相対する機体を混乱させる効果や、機種特定をされにくいという利点をもつ。

この”光”を拡散させる驚異的な防御力と”変幻自在”な撹乱機能を持つ事から、虹の如き7色のフレーム、レインボーフレームの名が付けられた。

また、武装面でも特殊兵装が搭載されている。

腕部装備型ブレードウィップ”ジャバラ”は、鋭い刃の束がチェーン状に連結された特殊鋼刃鞭であり、格闘武装でありながらも自在な動きと幅広い間合いでの攻撃をする事が可能な近中距離格闘兵装。

誘導機動ビームセイバー”ニジカケ”は、シラヌイのドラグーンシステムを応用してモルゲンレーテ社が開発した小型ドラグーンシステム。その驚異的な性能は、小型軽量化した事により大気圏内での使用を可能にした点にある。

小型軽量化をする過程で、通常のドラグーンのように射撃オプションを搭載する事は適わなかったが、特殊鋼刃製の羽のようなユニットから微弱なビームエッジを形成し、緻密で多彩なフォーメーションをもってオールレンジの直接斬撃を可能としている。

ただし、非常に小型故に操縦者ですら目視、レーダーどれをとっても”ニジカケ”を捕らえにくいため、その扱いは通常のドラグーンよりも遥かに難しいとされる。

これらの武装からレインボーフレームを”孔雀”と通称するものもいるらしい。



≪特殊偏光装甲”トウゲンキョウ”≫

特殊鏡面処理された装甲によって、視認距離や相対位置の変化で朧の如く光学映像が変化する。



≪腕部装備型ブレードウィップ”ジャバラ”≫

後ろ腰部にマウントされており、図のように伸びて鞭状の斬機刀となる



≪誘導機動ビームセイバー”ニジカケ”≫

軽量化によって大気圏でも扱えるドラグーンであるが、小型故にエネルギーがすぐに尽きてしまうという欠点があった為に有線誘導式とし、そのケーブルを使ってエネルギー供給をしている。




原案投稿者:水の羊さん
※オリジナルガンダムコンテストの当選機体です^^