搭乗者: クィンシィ・アロセール  
形式番号: GKHM-X12
全高: 16.8m
重量: 48.9t

武装: ・グレイプ二ール改”スピネリンネン”
・溶断破砕マニピュレーター”ムスペルヘイム”
・隠し腕ビームサーベル×2
・100mmエネルギー砲”ツォーン”
・トランスフェイズ装甲

機体説明: クインシィ・アロセール専用機。

”ブラウバート”とは同じ研究所で開発が進められた兄弟機の関係にある。

装甲はギリギリまで薄くされており、かなり軽量且つ並外れた機動力をもった機体である。

武器はすべて機体と一体化しているものか内蔵されている武器である。そのため、武器を持ち替えたりする余分な時間や隙が一切無い。

地上での動きはパイロット次第ではかなり人間に近い動きができる。また軽量の割には大きめのブーストをバックパックに装備さえているため、機体そのものには飛行能力はないものの、ほとんど飛行していると言っていいほど長時間、空中に浮くことができる。

右腕についている”スピネリンネン”はブリッツが装備していたグレイプニールを改良したものである。

MSを破壊できるほどの威力はないものの、中距離から遠距離に近い距離まで飛ばすことが可能であり、ワイヤー部分はMSの力ではひきちぎることはほぼ不可能なくらい頑丈で出来ているため、巻きつけて引き寄せる事によって接近することなくMSを捕獲することなども可能である。

”髪長姫”(ラプンツェル)というコードネームは、このワイヤーに由来している。


ラプンツェルの左手は”溶断破砕マニピュレーター”となっており、指の間からビーム状の物が発せられ、相手を溶断破砕することができる。

またビームサーベル状に伸ばして使うことも可能であり、強力な接近戦闘性能を誇る。

その凄まじい熱量放出を灼熱の国”ムスペルヘイム”になぞらえて例えられた恐るべき武器である。


頭部に搭載された”ツォーン”は顔の一部装甲版が展開することによって発射可能。

胸の部分には隠しビームサーベルが2本装備されている。

なお、装甲に隠されて見えないツォーンや隠しビームサーベル等のギミックは、相手を油断させ、不意をついたりする目的で使用する。

また、武器を顔と胸部に内臓させることによって、たとえ両腕を切断されたとしても戦闘能力が0になることがなく、このラプンツェルの高い機動力を活かせば内臓武器のみでも十分な戦闘性能を持続させる事が出来る。


非常にトリッキー且つ強力な攻撃力を持った機体である。



機体ギミック:

MSイラスト by 北斗真拳さん