搭乗者: フンババ・ギルガ  
形式番号: YMAF-S6BD-W
全高: 41.3m
重量: 380.4t

武装: ・陽電子リフレクタービームシールド”シュナイドシュッツSX1021”
・M534 複列位相エネルギー砲”ガムザートフ”×2
・XM518 超振動クラッシャー”ヴァシリエフ”×2
・75mm対空自動バルカン砲塔システム”イーゲルシュテルン”×2
・GAU111 単装砲×2
・大型”カリドゥス”複相ビーム砲
・高範囲ビーム砲×2

機体説明: ザムザザーの改良発展機。

ザムザザー同様、陽電子リフレクター発生装置を装備しているがこのグライフ・ヴェーの場合は3基ではなく1基に改良されている。

全体的な火力はザムザザーに劣るが、機動性は同機を上回り、パイロットは1人で操縦可能。

しかし、操縦が複雑であるが故に、常人にはこの機体を操ることは極めて困難である。

ザムザザーとは違い、ある程度の伸び縮みが可能になった超振動クラッシャーが特徴。

また、機体の内側につけることによって、機体を傾けることなく地上の機体へ攻撃が可能になった。

パイロットを一人に限定してしまったせいか、後部のアームは取り外されており、後方からの攻撃にやや弱い。


ウィング部分には高範囲ビーム砲が装備されている。

その名のとおり、広い範囲にビームが広がっていき、複数の敵の撃破や通常のビームと比べて回避が困難な武器である。

ただし、距離が遠くなれば遠くなるほどビームが広がり、その威力も弱くなるので、遠距離戦には向かず、近距離から中距離がベストレンジである。

もっとも、リフレクターを装備しているこの機体は遠距離からの撃破は困難と思われる為、近・中距離に特化したこのビーム砲とグライフ・ヴェーとの相性は良い。


ドイツ語で”怪鳥”(グリフォン)の意味を成す”グライフ”と、MAの火力、MSの精密機動性の二つを兼ね備えた機体、の意味を込めて”W”(ヴェー)の称号をその名に持つMAである。



機体ギミック:

MSイラスト by 北斗真拳さん