搭乗者: | オズ・ウィザーズロッド ![]() |
形式番号: | 不明 |
全高: | 20.5m |
重量: | 78.6t |
武装: | ・2連装ビームガン ・有線式ビームショットランサー ”トロイア” ・背部拡散追尾ミサイル ”二ケー” ・攻盾システム ”アイギウス” ├内蔵型ミサイルランチャー ├内蔵型ビーム砲 ├アンチビームコーティング └PS装甲 ・背部大型スラスター |
機体説明: | 連合軍が極秘裏に開発を進めていたMS。 アドバイザーとして外部から招かれた”第八使徒””錬金術師”なる異名を持つ高名な研究者が開発当初の計画に関わっていたとされる。 対個体戦・対多数戦問わずに戦えるオールラウンドの性能を有した機体であるが、扱いが難し過ぎて潜在する性能を100%引き出す事は常人には不可能。 有線式ビームショットランサー”トロイア”は、搭乗者の手動操作によって、狙ったターゲットを着弾するまで追い続ける事が可能。 ”トロイア”先端が敵機に突き刺さった瞬間に、ランスの周囲にビームエッジが形成され、相手を内部から切り裂く事が出来る。 背部に搭載された拡散追尾ミサイル”二ケー”は、発射後に無数の小ミサイル一つ一つが相手を個別に追跡するようにプログラミングされている。 攻盾システム”アイギウス”は、アンチビームコーティングと盾部分にのみ施されたPS装甲によって、ビーム兵器・実弾兵器の双方をある程度まで防御する事が出来る。 また”アイギウス”には、ミサイルランチャーとビーム砲が内蔵されており、対峙する相手の機体によって攻撃を使い分ける事が可能。 多彩な兵装を搭載するが故に鈍重そうに見える外見に反して、特製の大型スラスターの推進力によって、大気圏内でも短時間であれば飛行可能である。 手動(マニュアル)と自動(オート)の二重の追尾。鉄壁の防御とバランスの良い兵装。そして大出力による高速移動。 使いこなす事が出来ればフリーダムすらも屠り去る事が出来ると、開発者達はこの機体を評した。 だが、連合軍が用意したテストパイロット達の中には、”トロイア”を着弾させるまで操る事が出来た者も、”二ケー”を効果的に命中させられた者も、”アイギウス”を単なる堅固な盾として以上の兵器として活用出来た者も居なかった。 更にパイロットは、スラスター使用時に搭乗者にかかる莫大なGに耐えなくてはならない。 パラディオンを意のままに操る為に必要となるスキルは、”途切れぬ集中力””高い空間認識能力””臨機応変な判断力””強靭な肉体”の4つ。 これを同時に全てクリアする事の出来るパイロットは一人としておらず、おまけに甚大なエネルギー消費を解決する為の核エンジン搭載が、終戦後の条約に反しているとして禁じられてしまった為、完成後間も無く凍結処理された。 結果として、強力な機体が即ち実用的な兵器になるとは限らないという判例を連合軍上層部に与えるのみとなってしまった。 後にこの機体の所有権がロゴスの手に渡ってからの消息は不明である。 |
|
|
機体ギミック: | ≪背部大型スラスター&背部拡散追尾ミサイル ”二ケー”≫![]() ”二ケー”が搭載されたバックパックのリングユニットの側面部分には加速ブースターが、背面には飛行用バーニアが搭載されており、上図のように稼動させる事で使い分ける事が出来る。 ![]() 8基の大型追尾ミサイル”ニケー”は追尾中に空中でその外装を分離させる事が可能で、内部から複数の小型追尾ミサイルが発射される拡散弾となっている。 ≪有線式ビームショットランサー ”トロイア”≫ ![]() ≪2連装ビームガン & 攻盾システム ”アイギウス”≫ ![]() 2連装ビームガンはシールドと同じジョイントタイプのマウント式で取り外しが可能。 |
※皆さんが描いてくださったパラディオンのイラストはこちら↓ ・ver.水の羊さん |